2020年7月18日

「壺春堂記念館」金子兜太生誕100年、実家「聖地」に 

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 昨年2月に98歳で亡くなった皆野町出身の俳人、金子兜太をたたえようと同町に一昨年発足した「兜太・産土(うぶすな)の会」は、兜太さんの生誕100年にあたる今年9月23日、町内にある実家の壺春堂(こしゅんどう)を改修して「壺春堂記念館」を開設する。

 壺春堂は兜太の父、秩父音頭の生みの親である故・金子元春が開業した病院。元春さんは伊昔紅(いせきこう)の俳号を持つ俳人で、地元の弟子を集めて病院で句会を開いていた。兜太さんの甥で、同じ敷地で金子医院を営む金子桃刀(ももと)さんによると、文化財の指定の答申に保存活動した人の力が認められた。

かつて、商人らで賑わった秩父往還沿いにあり、延べ70平米の平屋。父の伊昔紅が大正末改装、入口近くに待合室と診療室があった。伊昔紅は客間で句会を開催した。
兜太は「おやじの句会に集まった男たちに憧れていたんだ。知的で野性的なあの無骨な雰囲気が好きだった」と語っていた。


両親の写真とありし日の兜太 (蛭田有一氏提供)


句碑 「おおかみを龍神と呼ぶ山の民」が庭にあります。
先生のエッセーを読むと、父、伊昔紅さんに病いを見て貰った患者が御礼に石を届けたとか、庭に秩父の緑泥片岩と思われる石がいくつも据えられていました。

見学の問い合わせは、090-7414-0570
壺春堂所在地: 〒369-1412 埼玉県秩父郡皆野町1168番地