2018年6月23日

金子兜太お別れの会・東京新聞より

東京新聞6月23日朝刊より・クリックすれば大きくなります




さよなら金子兜太さん 東京でお別れ会

 現代俳句の第一人者で、2月に98歳で亡くなった金子兜太(とうた)さんのお別れ会が22日、東京・有楽町のホールで開かれた。金子さんを慕う俳人や一般の俳句ファン多数が参列し、別れを惜しんだ。

 式では俳人宇多喜代子さんの開式の辞の後、参列者全員で黙とうをささげた。「水脈(みお)の果て炎天の墓碑を置きて去る」「おおかみに蛍(ほたる)が一つ付いていた」など金子さんの代表句を、金子さんが亡くなるまで主宰した俳誌「海程」同人の田中亜美さんが朗読した。

 金子さん自ら、出身地・埼玉県の民謡「秩父音頭」をうなる生前の映像も披露され、会場をなごませた。
お別れ会は、金子さんが長年会長を務めた現代俳句協会や俳人仲間が主催。
金子さんは、戦後70年の2015年に本紙が朝刊1面で連載を始めた「平和の俳句」の選者を務め、作家いとうせいこうさんとともに、平和の大切さを訴え続けた。高齢のため昨年8月に選者を退いた。今年2月に誤嚥(ごえん)性肺炎で緊急入院し、同20日に死去した。
昨年末に「平和の俳句」の連載が終わった後も、金子さんは何らかの形での継続を希望していた。本紙は今年8月、一日限定で「平和の俳句」を復活させる。

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