2016年8月2日

『短詩型文学論』 紀伊國屋書店 (岡井隆と共著)

*『短詩型文学論』 紀伊國屋書店 (岡井隆と共著) [1963年7月] 定価250円
短歌論-岡井隆  
韻律論をめぐる諸問題・俳句論-金子兜太 
1・はじめに 2・ 個性し詩性 蕪村の評価を追って 
3・写生 視ることの意味 4・描写 その意味の変遷 
5・描写 その意味の進展  6・ 表現 その状況
7・表現 思想性と抒情  8・表現 抽象と具象 
9・表現 韻律


短詩型文学論復刻版  2007.6刊 紀伊國屋書店1944円
本書は、短歌と俳句の世界における最も革新的な作家による本格的な短詩型文学論として、多大の反響をよんだ紀伊國屋新書版『短詩型文学論』に、両著者の新たな序文を付して刊行する新装版である。短歌論は「うたは究極のところ、しらべに帰着する」という直観のもとに、意味のリズム、視覚のリズム、句わけなど韻律論を中心にすえ、言語学、音楽理論等の成果を批判的に援用しつつ、実作者の卓見に満ちた精緻な論が展開される。俳句論は、「俳句はわが国短詩形文学のなかでも最も短い定形式の詩型であるということ、そのことが特色のすべてである」という認識のもとに、写生における視ることの意味、描写の意味の変遷とその技法の進展、表現における思想性と抒情、抽象と具象の問題、又、韻律の重要性等が的確に考察される。

【目次】(「BOOK」データベースより)
短歌論ー韻律論をめぐる諸問題(短歌を短歌たらしめるもの/等時拍リズムの干渉因子/第二のリズム因子/いわゆる五・七調の検討/母音律の導入/母音律説のための二、三の検証/視覚のリズム/短歌における定型の機能ー「期待」の美学の再検討)/俳句論(個性と詩性ー蕪村の評価を追って/写生ー“視る”ことの意味/描写1-その意味の変遷/描写2-その技法の進展/表現1-その状況/表現2-思想性と抒情/表現3-抽象と具象/表現4-韻律)/総括のために

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