2016年11月4日

埼玉県長瀞町・宝登山神社の金子兜太句碑除幕式

谷間谷間に満作が咲く荒凡夫   金子 兜太
平成29年11月4日建立
長瀞町長瀞1837

たらちねの母がこらふる児の種痘  金子伊昔紅

「平和の俳句」の選者を務める俳人金子兜太さん(97)=皆野町出身=の
句碑の除幕式が3日、長瀞町長瀞の宝登山神社であった。金子さんや親類、
俳句仲間ら約50人が集まり、俳句の刻まれた石碑が地元の神社で後世へと
伝わることを祝った。

 句碑は皆野町産の濃紺の油石で、幅1.3メートル、高さ1.1メートル、
奥行き70センチ。金子さん本人が「谷間谷間に 満作が咲く 荒凡夫 兜太」
と揮毫(きごう)している。秩父の谷間でマンサクの花をめでる自らの姿を
詠んだという。

 句碑は、金子さんの功績をたたえるとともに、秩父路散策の道標にしようと、
地元の食品製造会社や造園会社の関係者が中心となって建立した。金子さんの
句碑のそばには、同じように俳句に親しんだ父の伊昔紅(いせきこう)
(本名元春)さんと弟の千侍(せんじ)さんの句碑も並んでいる。
 金子さんは「こうして句碑をつくってくださった方に感謝したい。
父や弟の句とともに並ぶのはうれしい」と喜んだ。
 

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