2016年4月9日

金子兜太講演「庶民と平和俳句」


 二月六日市、金子兜太先生の特別講演が、台東区民
会館(東京浅草)にて、「下町人間・天狗講初春の集い」
の第一部で行われた。聴衆は百人を超え、二時間があっと
いう間に過ぎた。講演の演題は「庶民と平和俳句」。
話の骨子は、次の通りである。

 現在、九十六歳の自分が出来ることは、戦争まるま
る経験者として、いかに戦争が残酷で、無惨なもので
あるか、また、戦争は絶対悪である、ということを語
り続けることだと思っている。そして、自分が頼もし
く思っている時代の変化は、十五年戦争当時の女性た
ちはとても温順しかっかが、現在の女性は極めて行動
的で、憲法学者が違憲とする安保法案に対しても、
はっきり、「ノー!」の声を上げるようになったこと。
 
 このあと、金子先生は、トラック島での部下の悲劇
こうもりなどを食べて飢えを凌いだ経験、そして敗戦
アメリカの捕虜になってからの出来事を話された。ま
た、埼玉県鴻巣市の女性が、自分の女性デモをテーマ
にした俳句が広報に掲載されなかったことを不服とし
て、提訴中であることを付言された。

 第二部では、海程会、安西篤会長が来賓として、金
子先生の国民的存在と海程について話された。

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