2015年10月1日

「中山道物語」金子兜太 


中山道物語 金子兜太 吉野ろまん文庫1981刊
目次
一 肩にとまって中山道
二 旅のはじめの加賀屋敷
三 一里塚。そして、榎と玉虫と・・・
四 むさし野を行く中山道
五 やってきました熊谷宿
六 たえさんの手毬唄
七 桑畑のなかの家
八 定助さん、倉さんの市場の話
九 お蚕さんと無宿者
十 国定忠治の息子
十一 上州路の町と山と
十二 碓氷を越えて
十三 東餅屋のたみさん
十四 天狗党通過
十五 和宮のお行列
十六 春――‐
帯より
 東海道が「表街道」であるとすれば、中山道はいわば「裏街道」で
あった。文字通り山の中をぬうようにして走っているこの街道ぱ地
の利に恵まれず、沿道の村々はけっして豊かではなかった。――
江戸から熊谷、碓氷、追分を経て近江草津に至る道中に出没する、
ぶらり旅を楽しむ俳人・小林一茶、無宿者の国定忠治を父に持っ千乗
時あたかも、拾れ動く江戸 後期。倒幕の血気にはやる天狗党の
一群が、皇女和宮降嫁の行列が 中山道を通過していく。ひっそり
と生きる宿場の人々にも。容赦ない時代の嵐が吹きつける・・・

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