2015年5月22日

海程合同句集の序   金子兜太

海程創刊号

 海程合同句集の序   金子兜太
 風 樹  金子兜太
 沼が随所に髭を剃らねば眼が冴えて
 霧の村石を投うらば父母散らん
 どれも口美し晩夏のジャズー団
 育つ樅は霧中に百年の樅は灯に
 打音のビル耳にみどりの昆虫いて
 無神の旅あかつき岬をマ。チで燃し
 風樹をめぐる托鉢に似た二三の子


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