2017年10月1日

金子兜太 著書一覧 (画像・説明付き)

金子兜太句集、著書データー一覧表リンク(ご参考に)
http://kanekotota.blogspot.jp/2015/05/blog-post_63.html

金子兜太著書一覧 (句集はラベルの「金子兜太句集」を参照) 

*『短詩型文学論』 紀伊國屋書店 (岡井隆と共著) [1963年7月] 定価250円
短歌論-岡井隆  
韻律論をめぐる諸問題・俳句論-金子兜太 
1・はじめに 2・ 個性し詩性 蕪村の評価を追って 
3・写生 視ることの意味 4・描写 その意味の変遷 
5・描写 その意味の進展  6・ 表現 その状況
7・表現 思想性と抒情  8・表現 抽象と具象 
9・表現 韻律

短詩型文学論復刻版  2007.6刊 紀伊國屋書店1944円
本書は、短歌と俳句の世界における最も革新的な作家による本格的な短詩型文学論として、多大の反響をよんだ紀伊國屋新書版『短詩型文学論』に、両著者の新たな序文を付して刊行する新装版である。短歌論は「うたは究極のところ、しらべに帰着する」という直観のもとに、意味のリズム、視覚のリズム、句わけなど韻律論を中心にすえ、言語学、音楽理論等の成果を批判的に援用しつつ、実作者の卓見に満ちた精緻な論が展開される。俳句論は、「俳句はわが国短詩形文学のなかでも最も短い定形式の詩型であるということ、そのことが特色のすべてである」という認識のもとに、写生における視ることの意味、描写の意味の変遷とその技法の進展、表現における思想性と抒情、抽象と具象の問題、又、韻律の重要性等が的確に考察される。


【目次】(「BOOK」データベースより)
短歌論ー韻律論をめぐる諸問題(短歌を短歌たらしめるもの/等時拍リズムの干渉因子/第二のリズム因子/いわゆる五・七調の検討/母音律の導入/母音律説のための二、三の検証/視覚のリズム/短歌における定型の機能ー「期待」の美学の再検討)/俳句論(個性と詩性ー蕪村の評価を追って/写生ー“視る”ことの意味/描写1-その意味の変遷/描写2-その技法の進展/表現1-その状況/表現2-思想性と抒情/表現3-抽象と具象/表現4-韻律)/総括のために
https://www.amazon.co.jp/%E7%9F%AD%E8%A9%A9%E5%9E%8B%E6%96%87%E5%AD%A6%E8%AB%96-%E5%B2%A1%E4%BA%95-%E9%9A%86/dp/4314010290

*『今日の俳句』 光文社カッパブックスのち文庫化 [1965年9月]定価552円
1・新しい美の開花 2・ドラム罐も俳句になる 
3・描写からイメージへ
4・五・七・五と「や」「かな」5・俳句は詩である
平成3年2月 知恵の森文庫で復刊 

 *『定型の詩法』 海程社 [1970年10月]
○楸邨論断片-句集「野哭」「起伏」を中心にして 
○俳句と社会生 ○俳句の造形について ○造形俳句六章 
○構築的音群   ○虚子の「客観」 ○土がたわれは
○光晴覚え ○情(こころ)と俳諧

*『俳句 短詩形の今日と創造』北洋社[1972年7月]1800円
俳句入門
1新しい美の展開、
2題材と言葉、
3描写からイメージへ
4俳句の形式とリズム
5存在の純粋衝動
俳句鑑賞 一般の句、中学生の俳句、一般の句
兜太・旅の句50
金子兜太原稿

*『定住漂泊』春秋社 [1972年10月]
1972teijyuu_1.jpg 〈金子兜太・安西篤著より転載〉
「海程」創刊十周年を終え、新しい転機を迎えたとの自覚のもとに書かれたものである。
それは戦後俳句から衆の詩への指向を強めつつ、より「存在者」の漂泊感に焦点を当てることとなった。「漂泊とは流魄の情念」だが、流魄が日常性のなかに流れるとき、山頭火や放哉のような放浪をともなう日常漂泊となる。ところが日常性のなかに流れず逆に日常のなかに吃立する流塊の情念を定住漂泊と呼ぶ。現代生活のなかにびろがる日常漂泊感とそれに争う定住漂泊者のいきざまを見据えていこうという問題提起である。

*『種田山頭火』 講談社現代新書 [[1974年11月]
放浪と行乞、泥酔と無頼の一生を送った漂泊の俳人・種田山頭火について、実作者の句作体験を通して、「存在者」としての山頭火の内奥をえぐり、その詩と真実を解明するとともに、現代人の放浪への願望をもあわせ追及した力作。※この年は、略年譜に一茶・山頭火のテレビ、雑誌座談会多しと記されています。

*『詩形一本』 永田書房 [1974年11月]
あとがきより
ここ三年ほどのあいだに書いた俳句関係の評論を集めて一冊とした。第四の単独評論集である。それだけの充実と進展があり、ことに俳句の古典のいっそうの消化があるものと自負している。
私はこの秋、三十年ちかく勤めた勤め先を退職したが、一つの区切りの意味をこめて書いたのが「熊猫荘寸景「と「衆の詩」である。これを収録することよってこの本にアクセントが加わったとおもう。また、種田山頭火・尾崎放哉についてついて書いたものが以外に多かったが、これはこれら放浪俳人への私の関心のふかまりと、世間の興味の広ろがりが重なったためである。

*『俳童愚話』 北洋社 [1975年7月]
日常雑感のエッセーです


*『ある庶民考』 合同出販 [1977年8月]1300円
○一茶覚え
○私のなかの秩父事件
○農民俳句小史-農民のなかの俳句・俳句のなかの農民


*『愛句百句』 講談社 [1978年6月]
一般に知られていないが、自分が好きでたまらない、いわば秘蔵の喜びを味あわせてくれる句がある。それらの句をまとめて鑑賞したらどんなに楽しかろうと日頃思っていたのでこの本の実現はまったくうれしいとあとがきで述べています。

*『流れゆくものの誹諧』 朝日ソノラマ  [1979年7月] 950円
朝日カルチャーセンター講座
1章 芭蕉と一茶 2章 俳諧師一茶への道  3章 個化と弧化 4章 一茶調の成立 5章 一茶のいない月並俳諧 6章 子規の空間 7章 ひとりごころの俳諧 碧梧桐、井泉水、虚子   8章 くずれゆくひとりごころ 山頭火と放哉

*『俳句入門』北洋社 [1979年9月]

*『小林一茶』講談社現代新書 [1980年9月]
※一茶が好きで研究を重ねた一書です。

*『中山道物語』新書 吉野教育図書 [1981年6月]450円
東海道が「表街道」てあるとすれば、中山道はいわば「裏街道」であった。文字通り山の中をぬうようにして走っているこの街道は地の利に恵まれず、沿道の村々はけっして豊かでなかった。江戸から熊谷、碓井、追分を経て近江草津に至る道中に出没する、ぶらり旅り一茶、無宿者の千乗・・・時あたかも揺れ動く江戸後期、倒幕の血気にはやる天狗党の一群が、皇女和宮、降下の行列が、ひっそりと生きる宿場の人々にも。事実と想像をまじえて語る、中山道物語。


*『熊猫荘点景』 冬樹社 [1981年6月] 1800円
俳諧精神でつかまえた世態と人情、現代俳句の地平を新しく拓き続ける、著者が、事物や
人間たちの<縁>の糸をたぐりよせ、在ること生きることの厳粛と滑稽を、俳諧の心で
見事活写する。

*『一茶句集』岩波書店 [1983年12月]
一茶の句と生涯2万余句から116句の代表句を選び鑑賞
『猪羊集』後記より      
猪は山国の名物、私が末(ひつじ)ということで、猪羊集という題をひねりあげた。山国育ちの羊の句集ということである。
内容は、過去の句集九冊(未刊句集二冊を含む)から旅の句中心に好きな句を抄出し、それに、その後にできた旅の句を加えるかたちをとった。旅の句に執着したのは、旅の句が好きということと、ここ十年くらいは旅で得た句が圧倒的に多いことによる。なお、抄出に当って表記を修正したものがいくつかあるが、この句集のものを決定版としておきたい。

*『漂泊三人・一茶、放哉、山頭火』飯塚書店 [1983年12月]

*『俳句の本質』 永田書房  [1984年6月]

*『兜太俳句教室』永田書房 1984年2月刊 1400円
「日刊工業新聞」のコラム欄に連載した「現代俳句入門」。ビジネス歳時記のエッセー1月~12月。俳句とは何か、

*『兜太詩話』 飯塚書店 [1984年12月]1600円
帯より・・・俳諧は「心」(ひとりこごろ)の充足にとどまらず「情」(ふたりこごろ)を伝える工夫だ。
1 六十代ほか
2 白木に魅せられてほか 
3 楸邨俳句の「人間」ほか
4 俳句時評  5 死者に報いるほか

*『感性時代の俳句塾』文庫 サンケイ出版 [1984年12月]320E
第1章 時代の息づかいを聞く言葉の海へ  
第2章 俳句世界への出帆
第3章 先人たちの道しるべ 芭蕉から一茶へ 
第4章 韻文の時代に生きる者たちへ


*『現代俳句を読む』飯塚書店 [1985年10月]1500円
現在唯今の私たちの揺れ動く感覚や感応、気分や想念「新にして真なる俳句」を読み解くために海程同人四人の合評です。

*『わが戦後俳句史』岩波書店 [1985年12月] 2014年6月重版  新書
「朝はじまる海へ突っ込む鴎の死」-銀行員勤めをしながら俳句専念の人生を生きるべく腹をくくったときにできた句。眼前の神戸港の光景に珊瑚の海で果てた零戦搭乗員の姿が重なる。前衛俳句運動の旗手として戦後の俳壇に一大旋風をまきおこし、今も第一線で活躍する著者が、敗戦を出発点として、独自の詩的世界を作りあげていく課程を語る。

*『俳句説法』さきたま出販会[1987年8月]
読売カルチャー指導の句を中心にして俳句の作り方をまとめたもの。
*『小林一茶―句による評伝』 小沢書店 [1987年9月]
岩波文庫 [2014年 4月]文庫になりました
あとがきより
小林一茶の二万ちかい俳句から九〇句ほど選んで一句ごとに気ままに訳を付し鑑賞し、わずかだか評伝を加味したのがこの本である。これを書いたのは昭和四八年。・・・・・・
今回の上梓に当たってはむろん若干ながら加筆修正をおこなった。数年前、岩波書店から「一茶句集」を出したとき、句の重出を避けるようにしたので数句を除いては重なるものはない。加筆修正は十四年の歳月のなかで気づいたこと、考え方の動いたところに限られている。それもそれほどのことはなかった。

*『熊猫荘俳話』 飯塚書店  [1987年12月]2000円
帯より
とにかく現代俳句は難しいと言われる。誰にも分かる俳句目指して・五七五を基本に季語の能動的活用具体性と生活感を大切にする現代俳句創造の示す対談集。

*『放浪行乞』集英社のち集英社文庫化 [1987年12月]
大正十五年の『層雲』発表句。「山頭火一代一冊の自選句集」(大山澄太)といわれる『草木塔』は事実上この句からはじまる、といってもよいほどである。句の前書に「大正十五年四月、解くすべもない惑ひを背負うて、行乞流転の旅に出た」とある。
この年の四月七日に小豆島で尾崎放哉が亡くなっており、三日後の四月十日に山頭火は味取観音堂を出て行乞流転の旅に入っている。この三日の間に放故の死についての便りが届いたのではないか。日頃、この人のことに関心をもち、放浪の句や文をわが身に引きつけて遊んでいただけに、山頭火にはハッとする思いがあったのだろう。
衝動的に堂を出る。足は南にむかって歩いていた。そういうことだったのかもしれない。そのせいか、前書から見ても、この句から見ても、山頭火の心情にはそれ写実きつめたものは見受けられないのである。むしろかなりに気分的なものすら感じられる。

*『兜太の現代俳句塾』 主婦の友社 [1988年3月]1200E
第1章 俳句の基本 第2章 俳句を実際に作る 
第3章 俳句を鑑賞する 第4章 兜太歳時記
                


* 『誹諧有情』(対談集・ドナルド・キーン、井上ひさし、 飯田龍太、佐々木幸綱他) 三一書房 [1988年3月]1600円
詩の心-ドナルドキーン
原郷としての野、フロンティアとしの原-樋口忠彦
ひとりこごろ ふたりこごろ-高田 宏
庶民のリズム-一茶をめぐって-井上ひさし
弧心と連帯-安藤次男
 ひと夜、夏無き、両太ぶし-飯田龍太
肉体を賭けた季節感-佐々木幸綱
戦中・戦後、生き方の原点-小沢昭一

* 『各界俳人三百句』 主婦の友社  [1989年4月]
帯より・・・玉石混淆”―。俳句の思わぬ掘り出し物。財界、政界、芸能界、芸術家、文芸家たちの傑作ぞろい。

*『俳句の現在』(対談集・龍太、澄雄、尾形仂)富士見書房  [1989年6月]2000円
飯田龍太・金子兜太・森澄雄・尾形仂⇒対談形式
・表現の喜び・花鳥諷詠の哲学・美意識の時代・俳句の指標・俳句の成熟とは・俳句の風雅と猥雑・挨拶と即興の文学。思郷と風土と・無頼と漂泊・老年と俳句・俳人の生き方


*『現代俳句歳時記』(編著・例句を昭和以降に絞り、雑の部を
設ける) 千曲秀販社 [1989年7月]
例句は明治以降の近・現代俳句に限定し特に現代俳句、その中でも昭和後期の作品です。
※金子先生は一つの近・現代俳句のアンソロジーとして読んでもらうことも出来ると述べています。

*『兜太のつれづれ歳時記』 創拓社[1992年10月]
表見の喜び・花鳥諷詠の哲学・美意識の時代・俳句の指標・句の成熟とは・挨拶と即興の
文学思郷と風土と・無頼と漂泊・老年の俳句・俳人の生きかた・俳句ごよみ春夏秋冬雑 

*『遠い句―近い句』 富士見書房  [1993年4月]
○伊昔紅と秋桜子  ○楸邨と波郷 ○初期「馬酔木」の人々 
○出沢珊太郎のこと ○「成層圏をめぐって」
○竹下しづ女への親近 ○嶋田青峰との出会い○清貧を詠うひと
○銃後の町 ○肺碧きまで
○堀徹の青春 ○草田男の全人的投入 ○楸邨と隠岐 
○即物的抒情の二人○新情緒主義、横山白虹
○ビストルと露   ○月夜の葱坊主 ○「伐折羅」群像

*『現代俳句鑑賞』  飯塚書店 [1993年12月]2060E
金子主宰の俳誌「海程」掲載句について秀句としてどこが良かったのか金子兜太が鑑賞をしています。
・新しい見方と現代感覚 ・題材の手触りと音律効果 ・俳句表現は生命観で決まる。


*『二度生きる』チクマ秀販社 [1994年4月]1500E
帯より
トラック島から生還した海軍主計大尉・日銀マンの信念をもった人生がここにある。
第1章・出会い  第2章・転機  第3章・日銀之俳諧 第4章・決断 第5章・再生

*『現代歳時記』(黒田杏子と夏石番矢共著) 成星出販  
 [1997年2月]※季語は月別編集で、雑の部があり例句がとても個性的です。 


* 『兜太の俳句添削塾』 毎日新聞社 [1997年10月]1300E
金子先生の場合、とっても破天荒(といっていいのかどうかわかりませんが)なユニークな作品も好まれます。この添削塾の本も、一風変わった俳句入門書です。この入門書、読むだけででも俳句に気軽に親しんでください。言っても俳句もそう生易しいものでもないんですが・・・)

* 『金子兜太俳句入門』 実業の日本社 [1997年12月]1400E
見開きで一問の簡潔な入門書です。
1.俳句とは 2.俳句法あれこれ 3.俳句寸史


* 『現代俳句鑑賞全集8巻・金子兜太編』 東京四季出版社
 [1998年1月]3800円 主宰俳誌「海程」の秀句鑑賞集
俳句表現の現在へリンク
http://kanekotota.blogspot.jp/2017/02/blog-post_34.html

* 『俳句専念』 ちくま新書 [1999年1月]660E
・わが俳句人生〈かたちと自己表現〉〈現代俳句・滑稽と挨拶〉〈わが俳句人生〉
・茂吉と中也 〈茂吉と私〉〈詩人は辛い-中也のこと〉
・私の履歴書 〈平成8年・日本経済新聞連載〉あとがきより
七十五年も生きてきたんだから、いわゆる第二の人生に入ってゆく人たちに、少しは参考になることが言えるだろう、という編集子の話からこの本は生まれた。

* 『草木花歳時記 春の巻』 朝日新聞社 [1999年1月]
美しい写真の歳時記です。
春〈金子兜太監修〉夏〈川崎展宏監修〉秋〈稲畑汀子監修〉冬〈飴山 實監修〉 


* 『現代子ども俳句歳時記』(編著) チクマ秀販社 [1994月年] 2800E
美しい日本語・金子兜太(序より抜粋)
長い歴史をもつ歳時記からいまの少年少女に役立つと思う季語を選びました。そして季語以外にも現在普通に使われている中味の豊かなこばを選んで加えることにしました。これはどの季節にも属さず、一年中使われていることばなので「無季」としました。将来はますますこの「無季」のことばが季語とともに増えてゆくでしょう。

* 『漂泊の俳人たち』NHKライブラリー [2000年11月]
古人も多く旅に死せるあり」と「奥のほそ道」に記した芭蕉。その後も多くの俳人たちが旅を日常とし、漂泊の中に生を求めた。松尾芭蕉、小林一茶、井上井月、種田山頭火、尾崎放哉、西東三鬼の軌跡を探る。


*『鳥獣虫魚歳時記・春夏の巻』(編著) 朝日新聞社  [2000年12月]
写真がカラーで美しい歳時記です。

*『漂泊の俳人たち』NHKライブラリー[2000年11月] 870E
第1章 松尾芭蕉 第2章 小林一茶 第3章 井上井月 第4章 種田山頭火 第5章 尾崎放哉 第6章 西東三鬼

* 『他流試合 兜太・せいこうの新俳句鑑賞』 [いとうせいこう]
との共著。新潮社、[2001年4月]1500E
まえがき・ いとうせいこう
1  俳句は「切れのかたまり」なり
2 定型は「スピードを得るための仕組み」なり
3 「新俳句」の新しさはここにあり
4 アニミズムは「いのちそのもの」なり
5 吟行はこうして楽しむべし
 終わりに-非人称の文字空間に戯れる

*「自分の俳句をこう作っている」  金子兜太  2001年7月 講談社α文庫  880E
第1章 実感を俳句に生かす 第2章 俳句は言葉とリズムで整える
第3章 写生と主観、作句方法のあれこれ 第4章 喩え、もじり、なぞり
第5章 ありのままのこころを伝える

* 『金子兜太集』第1巻 (全句集)筑摩書房、 [2002年4月]
* 『金子兜太集』第2巻 (小林一茶)筑摩書房、[2002年2月]
* 『金子兜太集』第3巻 (山頭火―漂泊の俳人、秩父山河考)  筑摩書房、[2002年1月]
* 『金子兜太集』第4巻 (わが俳句人生)筑摩書房、[2002年3月]

今日の俳句」 出版社: 光文社 (2002/02)

* 『金子兜太俳句の作り方が面白いほどわかる本』のち文庫化2006年11月495E
中経出版[2002年6月]俳句実作の約束事と同時に句会の開き方も書かれ。俳句を楽しむ手順が要領よく分かります。
第1章 俳句ってなんだろう
第2章 俳句の技法 あれこれやってみよう
第3章 一緒に俳句を鑑賞しましょう
第4章 俳句の楽しみ


* 『中年からの俳句塾』海竜社 [2004年4月]1500E
第1章 俳句と遊ぶ 〈春夏秋冬・暮しの一句〉 
第2章 人間にこだわる〈にんげんのおもしろさをよむ句〉
第3章 いのちをいたわる(生きものをうたう句)
第4章 自然を直に感じる 〈日本の風土・再発見の句〉
俳句人生塾・中年からの俳句のすすめ・季語について・

* 『米寿対談』鶴見和子との共著 藤原書店 [2005年5月]2800E
人生の達人と障害の鉄人――始めて出会う。
<俳句・短歌・いのちの米寿快談>


* 『酒止めようかどの本能で遊ぼうか』中経出版 [2007年10月]1500E
第1章 戦争体験・私の戦争体験と俳句 ほか
第2章 私を育てた郷土・肉親・母体/秩父の男気/金子伊昔紅のこと/医者っぽい俳句を楽しむ父/雁坂越え/春雷ほか
第3章 自画像・蛙と柿と雪/荒凡夫/五七調定型ひとすじ/俳句と人生/俳句を作り始めた頃 ほか
第4章 師・先輩・友人たち・師・加藤楸邨を語る/白虹と連作と 横山白虹のこと/石田波郷その系譜 ほか

* DVD『生き物』監督・日向寺太郎 紀伊國屋書店 [2009年]


* 『語る俳句短歌』佐々木幸綱との対談 藤原書店 [2010年6月]2400E
1、俳句 短歌の魅力
2、アニミズムと人間
3.俳句の底力 短歌の底力
はじめに  金子兜太
 幸綱氏とは戦後の若いときから妙に気が合っていて、対談や座談会をいくどかやっている。今更改めての気持だったのだが、この対談を勧めてくれた黒田杏子さんは言う。幸綱さんはいま七十歳、早稲田大学教授を終えたばかりでもあるから、来し方行く末を睨んでの積る話かあるはず。

  兜太さんはいま九十歳。これも節目。丁度区切のよい歳に当って、お互いに話したいことがあるに違いありません。健康法でもなんでも、日常の心構えのようなことを話し合うだけでも興味をもつ人が多いはずですよ。

 加えて、藤原書店店主藤原良雄氏は、小生の郷里秩父(埼玉県西部の山地)が生んだ西洋史学の碩学井上幸治氏に私淑してきた。その井上氏は、明治十七(1884)年の秩父事件についてもよく調べておられて著書も多く、事件研究者の中心でもあった。小生も同郷の事件として関心 を募らせてきて、井上氏からたくさんの御教示をいただいてきた。敬愛する同郷の先輩なのだ。
 藤原氏は、その井上幸治氏の郷里秩父で対談をやってくれと言う。小生の乗り気は高まるばかりとなったのも止むを得ない。

* 『たっぷり生きる』日野原重明と対談 角川ソフィア文庫
 [2010年10月]
第一章 日本2大快老人 第2章 「いのち」は時間 第3章 健康と日常生活
第4章 死後も見すえた未来志向

* 『悩むことはない』文藝春秋 のち文春文庫 [2011年4月]
91歳の自由人金子兜太。溢れ出るいのちの言葉。なにをしても虚しいときこの本を開いてください。「よく眠る夢の枯野が青むまで」この句は芭蕉の「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」を念頭に詠んだ句だ。俺はあんたのように悩まないよ、と。

・金子兜太の俳句塾 1620円   2011/5/28
俳句好き著名人二十人が詠んだ俳句を兜太先生が本気で添削。
自分らしさを出す作句のエッセンスが満載。

* 『今日本人に知ってもらいたいこと』半藤一利との対談
 KKベストセラーず[2011年7月]
私は戦後社会という現実を重く見て、考えてきたんだけど、これでは駄目じやないかという問いかけが自分の中に出てきたんだ。社会の中の人間ではなくて、「生き物としての人間」という視点から見ないと、それが作り上げた社会の正体はわからない。金子兜太

昭和史に学ぶというのは簡単に言えば、本当は人々がここで別の判断をすればよかったのに、なぜここでこのような判断をしたのか、この連続をしっかりと見極めることが大事なんです。つまり日本人そのものを知ることです。  半藤一利

*『金子兜太の俳句塾』 毎日新聞社 2011年5月刊 1500E
現代の ゛遊排 ゛作品の鑑賞。山田伍一,高橋春男,内田春菊,ねじめ正一,三枝昴之,津村節子原田大二郎,眉村卓,清水哲男,市田ひろみ,加藤 武

* 『老いを楽しむ俳句人生』海竜社[2011年10月]
・俳句と遊ぶ 1月~12月まで自句を挙げて短いエッセーが付いています
・人間にこだわる (人間の面白さの句と短文)
・いのちをいたわる (生き物をうたう句と短文)
・自然を直に感じる (日本の風土・再発見の句)

* 『兜太自選自解九十九句』角川学芸出版[2012年5月]
自筆の俳句99句に句の鑑賞がついてます。


*『金子兜太の俳句入門』 角川ソフィア文庫[2012年5月]
季語にとらわれない」「生活実感を表す」「主観を吐露する」など句作の心構えやテクニックを82項目にわたって紹介。俳壇を代表する金子兜太独自の俳句観がストレートに
綴られた熱意あふれる入門書。

* 『荒凡夫』白水社 [2012年6月] 白水社 2000E
プロローグ 私にとっての「荒凡夫」
第1章「荒凡夫」にたどりくまで
第2章 一茶と山頭火
第3章「荒凡夫」一茶の生き方゜
第4章「荒凡夫」と生き物感覚
第5章「荒凡夫」一茶と芭蕉の「風雅の誠」
付章 生きもの感覚と私
あとがきより
青年期から一貫して自分を支配していたのは“自由人"への憧れでした。なかでも一茶の故郷・柏原と私の故郷・秩父が上武甲信の山続きであることが、よけいに親しみと懐かしさを呼び寄せました。そこでますます病みつきになったのです。山というものは、案外奥深いものです。



*金子兜太著書 評論&エッセー「人間・金子兜太のざっくばらん」
中経出版価格 1,575円(1,500円+税)2010年8月刊
人間は自然そのもの。だからこそ、"生きもの感覚"で生きよ!俳界の
巨匠が志す、理想の生き方。
兜太流の人間観(人間と「生きもの感覚」)
デジャ・ヴュ(新世代へのはなむけ)(若者の言葉遣いには心配ご無用中途半端はダメ、プロになる覚悟で反戦平和こそが人類の理想エゴイズムも全否定はできない内面を深めることが肝心)人間・兜太の原点(私と俳句荒凡夫として米寿を生きる)世界に広がる俳句の輪(「正岡子規国際俳句大賞」を受賞して俳句の地平を広げるのは女性)一茶にぞっこん(芭蕉の「軽み」と一茶の「俗」「生きもの感覚」

*『一茶・山頭火――定住漂白』金子兜太 対談 村上護
本阿弥書店 2013年2月刊2500E
一茶と山頭火について対談集

* 『語る兜太』岩波書店 2014 年6月 岩波書店 2300E
1.秩父に生まれて
2.自由人への道
3.出征と福音
4.俳句専念
5.「海程」を砦に
6.生き物感覚を磨く
7.心ひかれた人々
8.国民文芸を地球上の人々とともに
9.俳句とともに生きる (275ページ)


*『日本行脚 俳句旅』2014.8刊 金子兜太・正津勉 アーツアンドクフラツ 1300E
帯より・日常すべてが旅「定住漂泊」の俳人が、北はオホーツク海から南は沖縄までを行脚。道々、吐いた句を、時空を超えて、遊山の詩人が跡づける。* 北海道篇* 東北篇* 関東篇* 秩父・熊谷篇* 中部・北陸篇* 関西篇* 四国・中国篇* 九州編

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*『私はどうも死ぬ気がしない』
金子兜太 / 著 幻冬舎 価格: 1,000円(税別) 発売日: 2014/10/23 
【内容】
●母の体は仏である
●故郷に関心を持つと、生き方に力強さが生まれる
●漂白の思いをかみしめる。「無」にはなれるが、「空」にはなれない
●欲望をおさえすぎない。本能をいたわりながら生きる
●アニミズムがわかると、腹の底から生きる気力が湧いてくる
●いったん死んだ気になれば、やりなおせる
●他を求めず、孤独をかみしめてたんたんと
●次の世代のことを考えられない人間は、大したものじゃない
●肉体が滅びてもいのちは死なない。他の世界へと移っていく

*『他界』講談社 定価:本体 1,300円+税  2014/12/11発売予定 
金子兜太が95歳の現在の「生きること」と「死ぬこと」のありのままを語りおろす。「他界」は忘れ得ぬ記憶、故郷――。
なにも怖がることはない。あの世には懐かしい人たちが待っている。
俳句界の最長老にして、「朝日俳壇」選者を30年つとめる御年95歳の俳人・金子兜太さん。彼の95歳までの生き方を辿りながら、「生きること」と「死ぬこと」についての書き下ろし作品。95歳まで生きた人の言葉の重みが、「生き方」と「死に方」に思い悩む多くの読者の心に響く一冊です。

*「あの夏、兵士だった私」 2016年8月 清流出版 定価=本体1500+税
今こそ、伝えたいあの戦場体験!
トラック島、数少ない元兵士が語る、
戦場の日常、非業の死、食糧難……
反骨の俳人は、どのように戦後を生き
現在を見るのか?
「プロローグ とても、きな臭い世の中になってきた
第1章 あまりにも似ている「戦前」といま
第2章 「死の最前線」で命を拾う──トラック島にて
第3章 捕虜生活で一転、地獄から天国へ
第4章 日銀は仮の宿、?食い物?にして生きてやる
第5章 明日のために、いまやっておくべきこと

*「いま兜太は」金子兜太・青木健 岩波出版 2016年12月刊 1700E
俳句生活80年.世代を超えて人びとを惹きつける金子兜太の世界に,
多様な角度から迫る.自選108句と自解
第二部 インタビュー「わが俳句の原風景」
「産土としての秩父」「俳句造型論と映像」「山頭火の放浪」「荒凡夫、一茶」「井月との比較」に及んでいる。
青木健さんの聞き上手のせいか、とても楽しそうに話しています。熊谷市に居を構えたいきさつは、みな子夫人が「あなたは土の上にいないと駄目になる」という説得でした。皆野でみな子さんはキウイを育てていました。
十人十様のアプローチにより,立体的に浮かび上がる,その作品と人間の魅力.寄稿者=
嵐山光三郎,いとうせいこう,宇多喜代子,黒田杏子,齋藤愼爾,田中亜美,筑紫磐井,坪内稔典,蜂飼耳,堀江敏幸.



 

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