2015年5月12日

金子兜太句碑 飛騨の古川町・可児市・永平町


斑雪嶺の紅顔とあり飛騨の国   金子兜太  句集「両神)
昭和61年(1986)1月、飛騨古川町に句碑建立

金子先生も皆子さんもお元気で、海程仲間も句碑の除幕式に参加した。飛騨の山を背景にして立派な句碑でした。昭和61年、金子先生はNHK市民入学の「一茶」開始、6月には、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学で講演12月朝日俳壇選者に決まったり多忙な始まりでした。


町川泳ぐ鯉に藤咲く飛騨古川   金子兜太
昭和61年建立
 瀬戸川筋には古い白壁の土蔵が残り、堀には1000匹余りの鯉が放流されています。水音が涼しげな飛騨古川です。 



よく眠る夢の枯野が青むまで   金子兜太
平成16年建立
永平町・四季の森文化館前に建立された句碑。

金子先生
「『よく眠る』の句は、つくった後で、芭蕉の向こうを張ったねといわれて気がついたんだけれども、臨終に近い芭蕉の『枯野』は、ついに青むことがなかったが、こちらは、春だぞ、草萌えだぞ、青みを帯びてきたぞと、いのちのよみがえりを感じてるんだね」


城山に人の暮しに青あらし     金子兜太

岐阜県兼山町(現在可児市)「蘭丸ふる里の森」に句碑はあります

東国抄2005・8・9 岐阜県兼山町に句碑とありますのでこれより少し前に建立されたのではないでしょうか。

ネットで探したら檀家(だんか)らが集まった除幕式で、金子さんは「私の句碑はたくさんあるが、ばかでかいのは食傷気味です。この句碑に満足しています」と話し、高さ40センチほどの石造りの碑に優しく手を置いた。
刻まれた句は、金子さんの「生き物感覚」を代表する作品とされている。


0 件のコメント:

コメントを投稿